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昭和記念事業

30年の社会変化

サザエさんに登場するお父さんの波平さんの年齢は、「なんと54歳」

毎朝会社に出勤するので、言われてみれば確かに・・
となりますが、生物学的には「現在の74歳」に相当することになります。

ということは、この数十年の間に20年もの差が生まれたことになります。

そう考えると、自分の親が70歳になったところで若く見えるのは当然なわけです。

が、そんな、お母さんが言っていた表現の中で印象深く面白いと感じたのは、
「私たちの若い頃は、70歳で死ぬと言われていたのよ」にも拘らず、
実際に70歳を迎えてみると意外なことにピンピンしている

なぜ??

これが、現代の医学であり科学の進歩と言えます。
ただ、問題なのはここからです。
世界一長寿国と言われる日本ですが、政府もここまで皆が長生きするとは想像もしていませんでした。

そうなると当然足りなくなるのが、「年金」です。
少し前に2000万円問題で騒いだ人がいましたが、ぶっちゃけいうと、2000万円で足りないのは、小学生でも分かること。
10年で割っても、年間200万円だし20年で割れば、年間100万円です。

月に換算すると、8万3000円なので家賃を払って終わりです。
これでは生活するどころの話ではなくなります。
定年後、最低40年は生きる時代に退職金制度はなくなりつつあり、年金も先延ばし減額となると迎えるのは、「老後破産」です。

このようにいうと、「何と大袈裟な・・」と思う人も多いかもしれませんが、
最近は、シニアのアルバイトも外国人労働者やロボットになり変わりつつあるので、「シニアの働く場などない」
これが現状です。
だから老後破産は、別に脅しでもなく、大半の人が迎える未来だということです。

しかし、この状況下の中、変わらないものもあります。
それは、
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子供の「学校教育」です。
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同世代の人に話を聞くと、我々が小さかった頃と「基本的には何も変わっていない」と言います。
これでは、この先の日本が「経済破綻」するのは容易に想像できます。

なぜなら、
・終身雇用の廃止
・退職金制度の取りやめ、変更
・年金制度の先延ばし、減額

と世の中が変わりつつある中、
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子供をサラリーマンに育てるのは
「100%リスクでしかない」
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と言えるからです。

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