トップページ | 区画整理・開発許可よくある質問集
- 許可と認可についてどのような差異がるか教えて欲しい。
- 許可とは、行政法上は法令によってある行為が一般的に禁止されているときに、特定の場合にこれを解除し、適法にその行為をすることができるようにすること、例えば、開発行為の許可等がそれに該当します。また、
認可とは、行政庁が第三者の行為を補充してその法律上の効力を完成させる行政行為をいいます。これは、私法上の法律行為であるときもあるし、公法上の法律効果を発生させる場合もあります。認可は認可を受ける行為の効力要件ですので、認可を受けない行為は、無効ということになります。この認可には、例えば、土地区画整理事業等があります。
何れにしても、認可は他人の行為の法律的効力を補充することですので、私人が本来持っている自由を回復させる行為である許可とは異なります。